【お仕事体験記】大型ディスカウントスーパーの正社員時代(第三話)

worklogo

第二話はこちら。

まさかこの記事の続きを待っている人がこの世に存在するとは思わず…有難いことにSNSで更新を望む声をいただけたのではりきって続編を書こうと思います!

入社してから数か月、私はフロアの社員として働いていたわけですが。
私の入社した年から、新入社員はフロア・惣菜・鮮魚・精肉・青果…いずれか二つを経験しなさいという方針が打ち立てられていました。それまでは入社時に配属先が決まったら異動はなかったみたいです。
合う場所を探す…という、良さそうな方針ではありましたね。
なお自分から希望は出せない模様。

さて、半年ほど経った私に部署異動命令が下りました。
私は7月から「惣菜部門」にゆくことになったのでした。

目次

不運?部署に入った途端人員が減る

これね~…本当に不思議なもので。
過去いろんな職場で働いた私ですが、なぜかね!本当になぜなのかわかりませんが!
私が入社(異動)した途端にそれまで潤ってた従業員が減って人手不足になるんですよ!
(妊娠・出産・育休・引っ越し等含む)
人生のターニングポイントで致し方ないな~ってのもありますが…どうしてもなんで?!って思ってしまうんですよ。。
同じ状況になったって方おられません?

意図的地獄のシフト

私が総菜部門に異動した際に、それまで惣菜部門の責任者だった正社員さんも別の方に代わってしまったので、どんな方なのかわからない状態でした。
歳は一つ上の社員さんで、ご結婚されている方でした。
落ち着いた感じの方で、話しやすく、頼りやすそうで良かったなぁ~と思っていました。

そう思っていた自分がいました。

違った。
全然違った。

鬼だった。

叫んだり、怒鳴ったりとか体育会系のではなく。

その方が部門の責任者だったので、シフト作成をされていました。
惣菜部門の正社員は私とその方の二人だけ。
正社員が二人同時に出勤する日というのは稀で、凡そ正社員は交代で出勤していました。

シフトって従業員の希望もあったりするので、自分勝手に早々できないはず。
はずなんだけど!!

私とその方が惣菜部門に来てから、従業員が代わり全体数は減っていました。
ベテランパートさんのAさん、Bさん、Cさん、アルバイトが数名…
このアルバイトさんはほぼ新人さんばかりだったんです。

そんな中、その方が作ったシフト。
それは…

自分が出勤する日はベテランパートさんのAさん,Bさん,Cさんを固めて入れ、私が出勤する日は新人アルバイトさんで固めてきていたんです!!!

ひど!!!!
シンプルにひど!!!!

繰り返しますが、私も新人ですよ?
新入社員ですよ??
鬼か??
いっとくけど今も許してないからね???
私が退職したからって許されたと思わんでね???

わけもわからないまま、新人さんの指導しなきゃいけない地獄を作り出されていた私。
自分でも何やってるのかわからなかった。

その時のしんどかった状況のせいか、そのシフトを出された瞬間に私の腕には蕁麻疹が発生しました。もともとアトピー性皮膚炎の持ち主の私にこの追い打ち。

くっ…(堪えて出勤する様)

一生根に持つと思う。

そういうことをしちゃう人は部門のトップに立たないでほしい。
あらゆる仕事において上司にならないでほしい。
この世に存在する新人のためにも。

正社員って寝てる間も仕事モードでいなきゃいけないんです?

惣菜部門っていうのは、その中で更に部門・担当みたいなのがありまして。

・揚げ物担当 朝5時出勤し、お弁当の具材(アジフライなど)含めて揚げる
・麺類ご飯担当 朝5時出勤し、パスタ・おこわなどを作る
・お弁当担当 朝7時出勤し、お弁当やサラダ作り
・お寿司担当 朝7時出勤し、いなり寿司・巻き寿司等作る
・煮物担当 午後2時頃出勤し、肉じゃが等作る
・お掃除担当 午後5時頃出勤し、油を代えたり掃除をします

基本的に正社員は揚げ物・麺類・お弁当・お寿司のいずれもできるようにならないといけず、人が不足しているところに配属されます。

唐突にクイズです。
この中でどの担当が人手不足でしょうか…?

はい、その通り(??)
朝5時に出勤する&やりたい人が少ない「揚げ物」担当です。

なんたってこの部門は真冬だろうと朝5時に出勤し、出勤したら即冷凍庫に入り、火傷しまくりながら揚げ続けるんですから。

この担当、アルバイトの人であれば朝5時出勤し、12時には退社です。
でも正社員はそうはいきません。
第一話を覚えておられますか?正社員は10時間労働です。

なのでもとより担当を選ぶ権利もなければ、地獄のシフトを組まれている私に課せられたのは揚げ物をやるが一択。

そういった状況でも私の唯一の救い
それは揚げ物をやってくださるアルバイトの方が女性で一人だけおられたのです。
その方がシフトにいてくれた日は、私はお弁当をやれる。
朝7時出勤でいいんだ。
朝4時半のとんでもねえ寒さ&真っ暗な川の傍を自転車漕いでいかなくてもいいんだ。
やった!少し夜更かしできる!と、録画しておいたドラマやアニメを観たりと楽しんで眠りにつきました。

…ところが。

すやすやと寝る私を起こすショートメッセージの受信音。
午前3時である。
午前2時ではない。天体観測は…できそうもない、踏切もないし、望遠鏡もない。
見えないものを見ようとして自分のスマホをのぞき込むと、そこには揚げ物担当の女性からのメッセージが。

「今日出れません」

…きょ、今日???

午前3時。

今日出れません

もう一度言おうか?
今、午前3時。

……固まる私。
無情に刻まれていく時計の秒針音。
迫りくる揚げ物担当者の出勤時間。

非常識じゃないですか!急にシフトは代えられません!だとか、そんなことを言う余裕もない。
念のため上司にも連絡してみたが、「あーじゃあ、揚げ物で出勤してください」そういって電話をきられた。

あっ、そこは僕がやりますじゃないんだ~???
私の本来のシフトは朝7時出勤なんですけどね~?????

泣きながら出勤しましたとさ。
その日、上司は朝7時に出勤してきて、挙句先に帰られた私の気持ちがわかる…????

とまあ、こんな調子で。
この後も個人的にひっどい事件が待ち構えてるわけで。

この記事を完結篇とするつもりだったんですが、当時の思いの丈を綴っていたら尺が足りませんでした…。

ので!次こそ書ききりたい!

次回予告。(アニメの予告の雰囲気で)

時は有給休暇最低5日取得時代!
社員に取らせなければ労基に目を付けられ、会社が訴えられる問題。
だがそれより先に来る現場は誰が回すんだい?問題。
そんな中、迫りくる上司のとんでもない行動!

次回!
「おまえそれでもヒトの心はあるのか?」

お楽しみに!!

すみません、調子乗りました。
読んでくださってありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次