【妊娠生活録】第二話 祝!不妊治療外来を卒業!妊娠2~4か月中のお話

Attention
この記事ではエコーの画像が出てきます。
苦手な方・心情上閲覧したくない方はご注意ください。

第一話はこちら。

今回は所謂妊娠初期、妊娠3か月(8週~11週)~妊娠4か月(12週~15週)中のことを主に思い出しながら綴っていこうと思います。
(これを書いている現在、帝王切開日を待つ臨月を迎えた33歳初マタ)

まず、妊娠初期ってどんな感じだったかなと振り返りましたが、なんといったって

「妊娠○週の壁」が多い!=不安が多い+検索魔が悪化する!

でした。

妊娠の壁とは?
医学的な呼び名ではないものの、妊娠の特定の週を指す言葉だそうです。

妊娠の壁の種類
・妊娠9週の壁
・妊娠10週の壁
・妊娠12週の壁
・妊娠22週の壁
・妊娠28週の壁
・妊娠32週の壁

種類枠を見ていただくとお判りの通り、6つの壁のうち半分が妊娠初期期間をしめているんです。
そりゃ毎日不安にもなりますよね。
おまけに検診は4週に一回のペース。次までが長い。
本当に大丈夫なの?って思ってしまいます。

自分の実体験と、妊娠の壁についての話も交えながら続けます。

不妊治療外来の卒業

妊娠判定をいただいてからも、数回は不妊治療外来の方に通うことになりました。
妊娠を継続させるため、子宮内膜を厚くさせる時と同じ薬を処方されました。

9/13に妊娠判定をいただいてから、
9/22の検診→胎嚢確認
9/29の検診→卵黄嚢確認
10/5の検診→心拍確認

という感じ。

よって、陽性判定後、週一ペースで3回は不妊治療外来に通っていたみたいです。
そして10/5の検診、妊娠7週4日をもって祝・卒業!と相成りました。
「妊娠おめでとうございます」というカードをくださったのが、すごく嬉しかったです。
この頃のエコー画像をみると、頭から先っぽまで全体が映ってて可愛い。

カードに張り付けたエコー画像は妊娠8週4日のもので、CRLは17.1mm

ところで、これは非常に細かいことなんですが。
いえ病院へのクレームではなく、不妊治療の助成金に関してです。

上述の通り、妊娠を継続させるため(安定させるため?)に薬の処方が続けられていたのですが、いざ不妊治療の助成金を申請しようと医療機関に証明書の依頼をした際、胚盤胞移植後に出された処方箋部分は助成金適用外になっていたんですよね。

細か~~~~!!と正直思いました。
陽性判定もらえたとはいえ、まだ不妊治療外来に通っている内に出されたものなのだし、適用でもいいのではなかろうか?

こう思いたくもなるんですよ、だって処方されるたびに3割負担で5000円ちかくいってたのよ???
そもそも不妊治療を受けてない方は、処方されないから出費はないのよ?同じ妊娠超初期妊婦でも!

と。
Xで呟いたら炎上しそうだな。

さて、私は子宮奇形を持つ妊婦なので不妊治療を受けてきた病院の産院にそのまま移ることにしました。
不妊治療外来に通っていた当時は、月6回程度通院していたレベルなんですが、妊婦として産院に移ったらば、月1回でいい……だと??
通院の圧倒的少なさに感動しました。

ただ、その月1回の検診時の待ち時間が長い!!!
丁度いろいろあっただけなのかもしれませんが、3時間ちかく…少なくたってこれは辛いね。

妊婦検診の初回から次の検診までは2週間ほどでした。
いきなり4週に一回になるわけじゃないんですね~。

これが妊娠3か月(10週6日)のエコー画像です。
手足があって、ちまちま動かしてくれていました。とても愛おしいです。
ただ胎動を感じられるのはまだ先なので感覚としてはわかりませんが、何度も撮影したエコー動画を再生して動いてるんだよな~と無理くり感じようとしていました。

症状について

妊娠3か月から悪阻が始まりました。
私の場合は軽い方だったのだと思いますが、食べづわりと吐きづわりがありました。
つまりお腹が空いても気持ち悪くなるし、食べたら食べたで気持ち悪くなってしまうという状態です。

こう書いてると食に関してシャットダウンされてそうで、体重減ったのでは?と思われそうですが、1gも減りゃしねえ!!!!もはや才能だ!!!

某所で悪阻の影響で8kgも体重が減ったという方も見かけたりしました。
私が書くまでもないことですが、悪阻の程度、妊娠中の状況は本当に本当に人によります!!!(大声)

もしこれを読んでくださっている男性の方がおられましたら、どうかどうか肝に銘じていただきたい。
妊娠中の奥様とご自身の身の回りの妊婦さんやネットで見た妊婦さんとを比較しないでください。
(「これだけ違うんだ~へえ~」という感想程度の比較ならよいとして、感想のままご自身の中にしまっておいてください。)

それから、よく眠くなったなぁという印象です。
それから夜にトイレ行く回数が多い。
この時期はまだ仕事も普通にしていたので、それがしんどかったですね。

あと、この時期の特徴として「今日はこれが食べたい!」という気持ちが非常に強かったことです。
「今日はたこ焼きが食べたい!」と思ったら譲れなく銀だこに連れて行ってもらったり、「今日はみたらし団子が食べたい!」と思ったら雨の中でもスーパーに買いに行ったり。

妊娠前から食い意地貼っているのに、更に強欲になったイメージです。
悪阻はいつなくなったか、と明確に覚えてはいませんがそんなに長くは続いてなかったと思います。ただ、大丈夫な日とそうでない日とがあり安定していなかったので外食の予定を立てたり等、誰かと食事する機会を作るのが難しいなという印象があります。

妊娠9週の壁・妊娠10週の壁について


妊娠7~9週は最も流産率が高いと言われ、それが「妊娠9週の壁」や「魔の9週」と呼ばれています。ここを超えると、流産率はかなり下がるようです。妊娠9週に流産する原因は染色体異常が半数以上なので、妊婦さんの生活や行動が原因ではないとのことでした。
妊娠10週での流産についても原因は受精卵の異常にあるため、手の施しようがありません。

自然淘汰されるものだから、それは致し方ない…とはいえ絶対そうはなりたくないともちろん思いました。加えて私の場合は体外受精で授かった身ですので、一層、妊娠への思いは強く毎日祈りを捧げていました。(今も続けてます)

妊娠3か月頃は赤ちゃんの器官形成がされていくとても大事な時期なので、私はこの時に頭痛があっても我慢していました。寝れば治る感じだったので、良かったです。気持ち的に、この薬のせいで何かあったら…と思わずにはいられませんでした。(初期に限ったことじゃないのですが)

とはいえ、持病があったり、症状が重い場合は我慢のし過ぎはよくないはずなので必ずお医者さんに相談すべきだと思います。

妊娠4か月の頃ですが、しょっちゅう頭痛が起きるようになっていました。なぜだろう???
月一の検診にいった際にそのことを相談し、「カロナール」(主成分:アセトアミノフェン)を処方していただき、我慢できないほど痛い時はさすがに服用しました。
※妊婦さんにも安全で胎児への影響は少ないといわれています

また風邪をひいてしまいましたが、薬に頼らず自然に治しました。
自然に治る程度で何より。

妊娠4か月のエコーを確認したところ、既に全身が一枚の画像でおさまらないほど赤ちゃんは大きくなっていました。早いね!

この時期はお腹も全然出ておらず、妊娠しているかどうかなんて見た目ではわかりません。
しかし悪阻はなくなっても眠気だったり、気怠さだったりはすごくあるんですよね。集中力が低下するというか。難なくできていたことにちょっと時間かかったりしちゃうとか…。


実際、妊娠すると脳が委縮するらしいんです!そう、私のせいじゃない!!

なので妊婦さんって本当に無理して働かなくてよくない?
無理させる環境をどうにかしたほうがよくない?

と真剣に思います。

初期・中期・後期、どこでも辛いんだYO!!

それとXだと炎上しそうですが(偏見)、妊婦になってから何度も公共交通機関を利用しましたが、一度も席を譲られる体験はありませんでした。
(あくまで座席が埋まっている時の話)

妊婦様だぞ席を譲れ!などと主張しているわけでは決してないのですが、改めて気づくことがいろいろとあるなと思いました。
基本的にスマホを眺めてるので周囲を見ていない人が大半だったり、高齢者が多いので妊婦の自分よか座った方がよさそうな人がたくさんいることとか。自分も妊婦じゃない時は気を付けなければと思います。
それにしても優先座席に足おっぴろげて座ってる上に、隣のもう一つの優先座席に荷物置いてるおじさんを見た時は怒りがこみ上げましたね。
さすがに節度をもってもらいたいもんです。

さて、今回はこの辺で!
お読みくださりありがとうございました!

良かったら「いいね」ボタンを押してください!執筆者の励みになります!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次