第二話はこちら。
さて、第二話でご紹介した通り人工授精を8回(失敗した1回も入れたら合計9回)試し、成功せず気が付いたら一年経っていた私たち夫婦の中で、体外受精へのステップアップへの気持ちが大きくなっていきました。
この時の体外受精のイメージは、費用も身体への負担もこれまで以上に増すんじゃないか?でした。体外受精を終えた今、はっきり言いましょう。
身体への負担に至っては全くもってその通りです。いえ、イメージを越えます。
費用につきましては、下記要素もあり想像よりかなり安く済んだなと感じています。ただ、費用については診察内容・状況でかなり変わると思います。
・保険適用(年齢制限有) ※43歳までだったと思います。
・不妊治療助成金
・高額医療費制度 ※支払が終わって後、かなり時間が経ってから書類が届きます。
・保険の保障 ※保険については早めに見直しをされることをお勧めいたします。
今回は体外受精を始めるまでのお話になるのですが、体外受精は本格的に始まるまでの期間もすっごく長いです。(体感)
「じゃあ来月から体外受精ね~」とはならないのです。
病院によって多少の差はあると思いますが、経験された方なら「長かったな」と感じられていると信じて疑わない。
そもそも体外受精の工程って?の疑問が湧いてくると思いますので簡単に。
『余談』体外受精の工程
概要説明を受ける・注射講習を受ける→決められた日数とタイミングで毎日皮下注射→採卵手術→受精卵を作る→凍結→解凍→体に戻す
ざっくりこんな感じです。
上記を元に、私の経験談ですがご参考になれば幸いです。
①人工授精が成功せず、キリの良いタイミングの診察時に体外受精へステップアップしたい旨を伝え、看護師さんから概要パンフレットと各資料の受取&説明を受けます(長め)
②夫婦で体外受精に関する動画と注射の方法についての動画を視聴する(必須)※動画は1時間以上ありました。
③病院にて体外受精の同意書提出と夫婦で説明を受け、注射のやり方についての講習(実践あり)の予約をとる
⑤注射講習を受ける(最後に練習として、自分のお腹に生理的食塩水を注射で入れます。)
⑥注射のタイミングとスケジュールについて説明を受け、診察を予約
⑦注射開始!
注射開始するまでに一ヶ月半はかかったと思います。
体外受精をすると決めてからは、仕事の量なども見直していたので仕事との両立はそこまで大きく悩まなかったと思います。
『余談』自己注射について
自己注射には、ナースさんにぶすっとされる想像通りの注射タイプとペン注射と呼ばれる針がとても短くぷすっと刺しボタンを押すだけで終わるものとがあります。
マジの注射の場合、自身で薬を調合する必要があります。
(講習で習いますのでご安心を。)
ペン注射の場合は、既に薬がペンの中に入っているので刺すだけでOK。注射の種類については、ご自身の診察内容で変わりますので希望は出せません。ちなみに私はペン注射のパターンでしたので簡単でした。
注射は二週間程度、毎日同じ時間帯を意識して行いました。
自分で注射するのってやはり怖かったですし、全く痛いというわけじゃないので嫌だな~と思いながらやっていました。
しかし、注射なんて序の口。
悲惨なのはこの先に待っている採卵手術とその後の………第四話に続きます!
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