【不妊】2022年、31歳。第一話 不妊治療を開始するの巻

ブログを書き始めた本日、私は32歳。
そう、振り返ってみれば一年以上も不妊治療続けていたのだ。
そして2023年6月現在、不妊治療は継続中である。ステップアップまでしている。

記事を書こうと思ったのは、私自身が不妊治療を体験している方が書かれたブログに大変にお世話になっているからです。
不妊治療仲間なんて正直できない。通院してるだけで、病院で話せる人なんてできはしない。でも作りたいとも思わないのが本音です。正直なところ、誰かが上手くいったときに妬ましいと一ミリも思わない自信がないから。
でも同じように頑張ってる人を応援したい気持ちももちろんある…複雑です。
そんなわけでなるべく今の気持ちを何らかの形で残しておきたいと思ったので、こうして筆を取りました。

私のこんな記事で、どこかの誰かのほんのちょっとの参考や支えになれば幸いです。

目次

不妊の原因は? 治療を始めるきっかけ

私の旦那さんは5つ年下。治療開始時、彼は27歳でした。(字面が若いやんね…)

結婚して2年、避妊なしの夫婦生活をしても子供を授かれませんでした。
子供を切望している旦那さんは、私よりもしっかりしているのでまず自分の状態を調べようと、病院ではなく郵送で検体を送るタイプの方法で調べてくれました。
その結果…

自然妊娠は難しいほどに精子の数が少ないことが発覚

検体の結果はバラつきが出るというので(健常者でも調子が悪い時は自然妊娠難しいよ~という数値が出ることもある)、数回試したものの結果は同じ。そして、その結果をもとにちゃんとした病院で改めて検査をしてきてくれて、絶望顔で帰宅「僕のせいだった」と落胆する旦那さん。なにも悪くないのに、聞いてて辛くなりました。

でもまだわからない。私にも原因はあるかもしれない、私も検査してみよう!ということに。
そう、私たち夫婦はコロナ禍真っ盛りの2022年1月、31歳に不妊治療開始をしたのでした。

同じ系列の病院であれば検査結果を伝えたり、相談が楽になることを見越してほぼ同じ敷地内の建物へ。あまりに大きく立派な病院のため、迷子になりました。(方向音痴の名は伊達ではない)

子宮頸がん検査などで、例のポーズにさせられる産婦人科の検査方法は経験したことがあったので恥ずかしいと思いつつ初回の診察を受ける。やっぱりあの機会をつっこまれる感覚は慣れない。痛くはないけれど。

「ん?…あれ?んん?????」

と疑問の声を上げ、ぐりぐりと中をみる男性お医者さん。え、なんだ、何かあったのか?ととんでもなく不安になる私。

「あの、今までこういう検査で何か言われたことない?」とのこと。
何か、とはなんだろうか。よくわからず、「いえ、特に……」とおずおず答える私。
「ちょ、ちょっと後で話すね!長く見ちゃってごめんね。はい終わりです~」と。

初診だったため、この時はコロナ禍とはいえど旦那さんがついてきてくれていました。(ただし待合室にお連れさんは入れない状態 ※今は解除)今思えば、隣で一緒に先生の話を聞いててくれて助かったなと思います。
なぜなら、私は

「子宮の入り口が二カ所あるんですよ。初めて見ました。子宮奇形、ですね」

そう私たち夫婦は、男性不妊+子宮奇形コンビだったのだ。

そこからは血液検査、はしか予防、子宮奇形のためMRI……幸い、奇形であることが妊娠できないことには繋がらず、私自身の問題は特にないことが判明。不妊治療本番開始まで既に3か月くらい経っていた。ちなみにMRIは怖くなかった方でした。(狭心症ではないので)

第二話に続きます。

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