初めに
2024年5月から半年間の育休を取得しました。前回の記事で書いた通り、娘が2ヵ月目に入院することになりました。本記事では、入院中の出来事について詳しく書いていきます。
入院の原因
まず、入院に至った原因をお伝えします。それは「コロナウイルス陽性」でした。
ただし、コロナウイルスに感染したからといって、必ずしも入院が必要というわけではありません。むしろ、コロナによる「発熱」が入院の決め手となりました。他の感染症でも、例えばインフルエンザで発熱すれば、入院の可能性が高くなるようです。
生後3ヵ月未満の赤ちゃんが発熱すること(予防接種の副反応を除く)は非常にまれです。この時期は母親から受け継いだ免疫があるためです。したがって、発熱が見られた場合、原則として入院の対象となります。
参考:新生児の発熱に対する対応
発熱に気づいたきっかけ
発熱が判明したのは金曜日の夜20時頃でした。毎日のルーティーンとして、18時頃にお風呂に入れ、ミルクを飲ませ、ゆらゆら寝かしつけをする流れです。この日もミルクまでは順調に飲んでくれ、後は寝かしつけるだけという状況でしたが、なかなか寝てくれません。
ぐずること自体は珍しいことではありませんが、この日は泣き方がいつもと少し違う気がしました。また、体温が高いようにも感じたので、体温を測ってみました。
発熱の発覚から診察まで
体温を測ったところ、最初は40℃台を記録しました。驚いたものの、「お風呂上がりだからかな」「抱っこしていたせいで体温が上がったのかな」と思い、少し間をおいて再度測定しましたが、何度測っても39℃台を示していました。発熱を確認し、少しパニックになりました。
かかりつけ医は診療時間が終了していたため、時間外診療の病院に行くべきだと考え、「子ども医療電話相談#8000」に電話しました。症状を伝えると、やはり時間外診療をしている病院への受診を勧められました。
参考:こども医療電話相談
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html
車で30分ほどの急病診療所に向かいました。運転中、娘がぐずり続けており、とても心配でした。
病院に到着すると、発熱のため個室で待機することになり、30分ほどで診察を受けました。診察には付き添いが1人のみということで、妻が同行し、私は個室で待っていました。おそらく赤ちゃんでも飲めるような解熱剤が処方されるのだろうと思っていました。
妻が戻ってくると、「入院の可能性が高いので、大病院に行ってください」というまさかの結果でした。想定外だったので驚きましたが、紹介状を持ってすぐに大病院に向かうことになりました。
紹介された病院にて
急病診療所から車で10分ほどの大病院に到着しました。待合室には他の患者も多く、救急車の音や医療スタッフの動きが、事態の緊迫感を感じさせました。
30分ほど待って診察室に呼ばれ、医師が「少し苦しそうだね」と言いました。それまで自分も辛そうだとは思っていたものの、医師に言われて改めてその深刻さを実感しました。一通りの診察を終えた後、まずは検査をしましょうということになりました。おそらく何かしらの感染症の疑いがあるからと。覚えている限り下記の検査を実施されたと思います。
- インフルエンザ検査
- 新型コロナ検査
- 血液検査
- 尿検査
- レントゲン
検査結果は1時間ほどで出て、「新型コロナ陽性」という診断が下り、その他の感染症にはかかっていないことが確認されました。高熱が続いているため、入院を勧められました。僕たち夫婦としても家で看病をするより、しっかりと設備の整った場所で看病してもらう方が安心でしたので、入院に同意しました。退院の目安は3~5日程度と伝えられました。
深夜1時を過ぎた頃、入院準備に入りました。入院する部屋は病院側では色々検討してくださり、結果としては出産された方々が入院するフロアの1室に入院することになりました。
そのため男性は一切入ることができないため、妻が付き添いすることになりました。私は急いで家に戻り、数日分の必要な荷物を取りに行きました。
入院から退院まで
入院中は、妻からLINEや電話で娘の様子を教えてもらっていました。荷物の受け渡しは最初の1回のみしかできなかったと後で発覚したため、最初の荷物受け渡し時点で多めに荷物を準備しておいて良かったと思いました。
娘の世話も必要なく、仕事も育休中で休みのため、自由な時間はたっぷりとあったのですが、何もする気になりませんでした。院してからはいつも以上に娘の世話をして、妻をフォローできるようにと考えて、体を休めることを優先しました。
幸い、経過は順調で、3日後には無事退院できました。娘は元気を取り戻し、体の強さは妻譲りだと感謝しています。
入院費用
入院費用については退院時に初回の受診も含めての支払いということになっていました。
住んでいる地域では子供の医療費は定額で済む仕組みになっているのですが、深夜の救急料金や入院中の個室料は別途必要だと思っていました。
しかし、お会計は「200円」であり、定額料金の金額でした。税金のすばらしさを初めて実感しました。
最後に
入院中の詳細は妻がもっと詳しく書くかもしれませんが、無事に退院でき、今は元気に過ごしています。後遺症もなく、健康な状態に戻ったことに心から感謝しています。
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