私の出産体験談について綴っていこうと思います。
なお予定帝王切開での出産となったのは、他記事でも書いていますが子宮奇形のためです。
病院名まで記載するのは、私が手術直前に検索をかけまくったからです(笑)
病院から手術について案内はもちろんありますが、詳細はわかりませんし初産なので不安が大きかった…!同じ病院で、同じように予定帝王切開で出産される方…どなたかのご参考になれば幸いです。
私は京都市内の足立病院で出産しました。
手術日の確定
手術日の候補については、かなり前から「38週の平日のどこか」と言われていました。何事もなければそのあたりということで、早くから主人と「いつにしようか~」と話し合ってました。
自然分娩とは異なり、子供の誕生日を決められるということから、自分たちになるべく関連のある日付にしたいと候補である5日間からあれこれと考えを巡らせていました。
手術日が確定したのは、「36週の診察時」でした。
38週の平日どこでもいいよ~というニュアンスで伝えられていましたが、実際は「この日か、この日でどう?」と担当のお医者さんから指定される感じでした。
やはり出頭できる先生のスケジュール、他の患者さんとの兼ね合いがあるので難しいようです。
幸い提案された日が希望する日でもあったため、この時に確定でお願いしました。
なお、手術時間は10時~14時のどこかで当日に確定しますと言われました。
手術が始まるまで
迎えた手術当日。緊張・恐怖・興奮・楽しみ・不安…もう何でドキドキしているのかわからないくらい!
早ければもう一時間後には手術しているんだ!と思うと身体が震える。
9時前に病院に到着し、1階で待機。
時間になり2階のベビールーム前に移動、体重測定・尿検査を行いました。
そして一時的な部屋に移動、術衣に着替えて、点滴、NSTを実施。
この最中に「手術は10時からになりましたよ」と告げられました。それってもう40分後じゃん!?と、ここでめちゃくちゃ焦って近場で待機してる旦那さんへ連絡を入れました。
この日、他に2名ほど予定帝王切開の方がおられたそうで…私はトップバッターに任命されたようだ。
この時に「すぐ使うもの」を用意された大きいバッグに詰め込むんですが、ストロー付のペットボトルキャップを入れておくべきでした!!(スーツケースに入れてた)
NSTが終わり、剃毛タイム!
剃毛されることは事前に知っていたのですが、一体どうやって剃られるんだろう?と疑問に思ってましたが…なるほど。電動シェーバーでぶわーーっと剃られた。
これがもうくすぐったいのなんのって。
お腹にめっちゃ力が入ってしまって、このまま産むんじゃ?と思った。
(自然分娩は絶対この比じゃないはずだけれど)
手術の模様
あれよと手術時間があっという間にきてしまい、キャップを被っていざ手術室へ!
フルネームを名乗ってから台に乗って寝っ転がり、血圧や心電図などの器具をとりつけられました。
う、うわああああ~~~~!!
ドラマや映画でみたまんまの風景だすげえ~~~~!!
と少しわくわくしつつ、いよいよだと恐怖も増してくる。
救いだったのは、女性の麻酔科の先生がめちゃくちゃ優しい声と口調で対応してくれたことでした。
まず丸まった姿勢で麻酔一種類目を背中に投入。
痛いことは痛いけど余裕で我慢できるレベルのものでした。
ここで麻酔科先生から「我慢強いね!すごい!」と褒められ、ホクホクする私。
不妊治療で採卵手術とその後の腹水、子宮筋腫を取る手術に耐えた身体は伊達じゃないZE!
などと考えながら、背中には二種類目が投入されました。これもちょっと痛いが問題なし。またも褒められた……こんなに褒められることがこの先あるんだろうか??
さて10時に手術開始といいつつ、麻酔注入などで30分くらい経っていた模様。
出頭の先生が手術室に入って来られ、本当にいよいよその時がやってくる。
保冷剤を上半身と下半身に当てられ「冷たい?」と麻酔の効きを確認されました。
この問答失敗したらどえらいめに遭うんじゃないか????
全身全霊で感じたままを適切に答えるんだ私!!!!
と、もわっじわっとあったかくなってきた下半身を感じながら、一生懸命伝えました。
「完璧!しっかり効いてるね!」とのこと。
信頼してます(懇願)
左隣に立つ麻酔科の先生が雑談をしてくれたため、めちゃくちゃにリラックスでき、話題を広げる勢いで私からも喋っているうちに手術始まっていたようだった。
感覚があるようなないような、ただ痛みはゼロのため気が付かなかった。
開始10分足らずでそろそろ赤ちゃんが出てくるよ~というタイミングで、立会を希望していた旦那さんが手術室にキャップと防護服姿で登場!
旦那さんものすごく緊張した面持ちで顔面真っ青。
「旦那さん大丈夫!?倒れそうなら早めに言ってね!」
と、私以上に心配されているもんでこっちが更にリラックス状態に。
そして、その瞬間が訪れる…
「ふ、ふぎゃあ!」とものすごく可愛い声(体感)で泣く赤ちゃんに感激。
産まれてくれたーーーーーー!!!!
妊娠生活お疲れ自分ーーーーー!!!!
瞬間的に赤子を見せられ、小児科医の先生によるチェックのためすぐに一旦退場。その後10分くらい旦那さんと雑談しつつ、赤子の再登場を待ちわびます。
そして赤子が傍にやってきました!
左眼をパチクリと開け、右眼はしっかり閉じたウインク顔で!
すっげーーーーーーー可愛い!!!!!!!(大声)
一生貢ぐ!!
という思いに。
旦那さんが抱っこし、三人での記念撮影をしていただきました。
旦那さんと赤子は退場、この後の処置がまだ残っている私に麻酔科の先生が「起きていたい?ウトウトしていたい?」と問うてこられたので「ウトウトしたいです」と返答。
がっつり寝ることはありませんでしたが、うっすら眠くなり感覚としては早くに手術が終わりました。
再度2階ベビールーム前にいる旦那さんと赤子との撮影をしてもらった後、ベビールームと同じ階のリカバリールームに運ばれ、この日の夜は他の帝王切開を受けた方と相部屋で一晩を過ごすことになりました。
長くなるので当日篇②に続きます~!
絶賛初めての育児と格闘しながら書いておりますので、少々時間かかるかもしれませんがお待ちいただけますと幸いです。
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