【海外ドラマ感想】SATCの続編AJLTを視聴し終えて徒然なるままに①

どうも、こんにちは。しろ葡萄です。
プロフィールにあります通り、私はセックス・アンド・ザ・シティ(通称SATC)の大ファンです。

ドラマを見始めた頃には映画第二弾さえ終わっていました。
なのでリアタイで騒ぐことは叶わず。
家に一人きりの時に暇を持て余し、当時アマプラだったか何かで配信されていたのを気まぐれに流したのがきっかけだったと思います。
洋画好きの親の影響を受けて、海外ドラマもいくつか見たことがあった私。恋愛ものは頭使わず見られるだろうし、ご飯食べながらBGM代わりにしとけばいいわ~くらいの気持ちでした。

ところがどっこい。

気が付いたらSATCの魅力にドハマりしてしまい、BGMにするどころか部屋暗くして飲み物とお菓子用意して映画鑑賞する並みに本気モード・臨戦態勢で視聴するレベル。
自分にとって何が刺さるかわからないので、なんにでも手を出してみたいですね今後も。

目次

セックス・アンド・ザ・シティとは?


アメリカの連続テレビドラマです。1998年から2004年にかけて、ケーブルテレビ局HBOで放送されていました。(古っっ)全6シーズンありますが、テンポのいいドラマなのですぐ見終わっちゃいます(個人的な意見)。ニューヨークに住む30代独身女性4人の生活をコミカルに描いています。4人それぞれが異なるタイプの女性で、その女性たちがいろいろな男性と出会い、付き合い、別れ…人生を歩んでいく姿を見られるのが楽しいドラマです。

©︎Copyright 2008 HBO

前置きが長くなってしまいましたが、そう見終わってしまったのです。
SATCのドラマシーズン6、映画第一弾、第二弾。
そして続編となる「And Just Like That…(アンド・ジャスト・ライク・ザット)」のシーズン3の最終話まで。

©︎Copyright 2025 HBO

そのすべてを…見終えてしまった!!!!

寂しいのが第一ですかね。
伝説級、殿堂入りともいえるものが一つ終わってしまったという悲しさ。

ところでこのドラマ、こんなに有名で大勢のファンがいるはずなのに、身近で見つけられないのまじでなんで???
これ読んでくださってる人も含めてみんなどこにおるん????

感想をめちゃくちゃ語り合いたいのに(カフェとかで!それこそドラマのように!)誰もいねええ~~~~~!!!!

なので文章で書きなぐって、ここ(自HP)に投下する他ねえ~~~~~~!!!!

見終えての見切り発車感想なので、前後めちゃくちゃだと思います。
自分のための道しるべ的意味で目次風なのをつけておきますが、見やすくなっているわけではないのでご了承ください。
大ファンのやつが嘆いてころがって咽び泣いてなんか言ってるくらいの感じで頭の中空っぽにして読んでくださいね。

AJLTの総評

なんといいますか……え、これ本気???
ってシーンがたくさんあった印象でした。賛否両論、半々です。ぶっちゃけ。
でもそれはまじで解釈一致!!!なところが無きにしも非ずなので、完全否定はもちろんできない。
めちゃくちゃ楽しめたシーンもありました。新キャラもよかった。

あと私はAJLTが作成され、終わった今だから言えることだなと思ったのが。
SATCのお話は、映画第一弾でかなりうまく纏まってたなという。(あくまで私個人の感想です)
4人の関係性と、それぞれの家庭や大事なパートナーとの関わり合い、全てを、全体を見た時に映画第一弾の物語と終わり方が至高で最上のものであったと思います。
その映画第一弾の感想はまた単体記事でどこかのタイミングで綴りたい所存です。

では、AJLTの話に戻りましょう。

ミランダどうしたん?

私は4人の中で一番ミランダが好きでした。
ミランダの毒舌やユーモアのある発言がきっかけでSATCにハマったといっても過言ではないです。(卵巣ってストライキするんですか?が最初に大笑いした台詞だったような)

だというのに、AJLTの彼女はどうしたんですか…?
シーズン2でスティーブと出会い、シーズン6でようやく彼と結ばれていたミランダ。
彼に出会い結ばれるまで、どれだけの歴史を刻んできたことか…。
付き合っては別れ、別れた間柄でスティーブの病気発覚から子供を授かり、互いに恋人を持ちながらも最後は運命の相手だと悟って結婚し家を持ち、仕事と子育てで余裕ないミランダに相手にされず浮気したスティーブのせいでまた別れ、それでもまた橋の上で永遠の愛を誓った二人ですよ????

それなのに???

チェに魅力を感じた…???
チェとのセックスが経験したことのないほどのいいものだった…???
彼女の仕事のために、自分のインターン合格投げ捨ててカリフォルニアに行く???
そんでスティーブと離婚する???

はええええ???????

あなた一体誰ですか???
本当にミランダ・ホッブスさんですか???
ミランダ風のどなたか別の方では??
というかSATCの時と同じ脚本の方じゃないよね?さすがにね?だって違いすぎない??ほんまに誰なん???というのが私の正直な感想です。厳しいこと言うかもだけど。

いやだってね。
そうはいってもと思って、私ちゃんとAJLTのあとにSATCを振り返ってみたんですよ。
それこそスティーブとの出会いから、その後のくだりを再履修したんです。

まあそしたら、見れば見るほどいくら50代になったからって、ここまで彼と歩んできたミランダがあの行動とる?って感じなんです。

私ね、シーズン6でスティーブのお母さんを探しに行って、お母さんをお風呂に入れてあげ背中を洗ってあげているところを見たマグダがミランダに「あなた、愛がありましたよ。愛があった」と言って頭にキスをしてくれるシーンが大好きなんです。
マグダも早くから登場していて、ミランダとのやり取りが長くあったキャラだったのでね。
それにしてもマグダはどうなったん?映画第二弾でミランダが仕事を辞めるっていって、それに対して複雑そうな表情を浮かべたのがカメオした最後じゃなかった??私の気のせいですか?誰か教えてくれ頼む。

いや~~~~本当にね、ミランダを急にレズビアンにする必要ありました??
これは演じておられるシンシア・ニクソンさんの私生活に寄り添う形にしたかったからですか??
スティーブと離婚させてまで、そんなキャラ付けにしなきゃならなかった理由が私にはわからん(スティーブとミランダのカップリング推し過激派)

キャリーがカリフォルニアに行くミランダを責めるシーン。
シーズン6を振り返って思いましたが、ミランダがパリに行くキャリーを責めるシーンの逆立場のオマージュかなんかだったんですかね??
パリにいって仕事もせず何するの?クロワッサンでも食べんの?
カリフォルニア行ってなにするの?チェが仕事終わるまでテレビでも見るの?(台詞の記憶が曖昧です…)
のところとか。

ミランダ、あれだけ責めておきながらよぉ…
本人も「私はずっと変わっちゃいけないの?」って言っておりますが…
うーーーーん……

変わっちゃいけんとは言わんが、愛情を失ってもいいとまで言ってない的な感じですね、こちらとしてはハイ。

酷評してしまいましたが、シンシア・ニクソンさんの演技はやはり素晴らしいですし、センス溢れるミランダの言葉は相変わらず好きでした!

ところでスティーブと出会った頃のミランダ、本当に美人なんです。

©︎Copyright 1998 HBO

スティーブとミランダについて思うこと

ミランダのことをボッコボコに言ってしまいましたが、ちょっと冷静になりたいと思います。
冷静になるだけで、言うことは変わらないと思いますが…ゴホンゴホン

私はとにかく二人の離婚が嫌でした。
何よりスティーブがあんな形で不憫になるのが本当に嫌でした。
この辺の虚しさはもって生まれたオタクの妄想力でなんとかカバーすることにします。もう二次創作でもして、否が応でもスティーブをハッピーにしてやらんと気が収まらねえってばよ。

スティーブとミランダの関係性は、SATCの中でかなり丁寧に描かれていたと思います。それによるミランダの成長もね。ミランダのことを人間として成長させてきたのはキャリーたちはもちろんなのですが、スティーブによるものが大きいと思っています。

ブルックリンに家を買うってなった時も、スティーブは「全員のことを考えて」ってミランダに諭します。それが当然だろと怒ったりするんじゃなく、スティーブはいつもミランダに寄り添っていたと思います。歩調が合わずに別れることもありましたが。

AJLTのシーズン1で、スティーブが加齢により耳が聞こえにくくなっているという設定を目の前に、「ああ…歳とったんだな」ってぼんやりしてたところをあんな展開にされるとは思わず目から鱗。こっちが耳悪くなったんかと思うほどに、ミランダの発言も耳が受け付けない。
キャリーに対して「指輪を外せない。永遠を誓ったから」っていうシーンは辛すぎました。
「あんたのことをキャリーから聞きたくない」云々のシーンで、和解した・納得できた的な感じになってましたが(ブレディも背中さすりあう二人をみて微笑んでこれでOKと感じさせる演出)

私全然、受け入れてないからね?????

辛いから二人の出会いを振り返ります。

ミランダがスティーブのお店に行ってキャリーと電話で怒るシーン。
「君がいなくなると、バカな話しかしない学生だけになって退屈。お願いしますよ」っていうスティーブ可愛い。
なんというか…全て見てから見直してみると、スティーブってミランダに一目惚れしてたんかな???とか。
初手からかなりぞっこんだったよね~~~って。

それが更に感じたのが、このAJLTで指輪を外せないもそうなんだけど、最終話付近でブレディが女の子を妊娠させたって暴露した時のスティーブの発言ですよ!!

「俺は母さんを愛していたし!苗字も知ってた!!」
(ブレディが女の子の苗字も知らない上に、ただヤるだけの相手を妊娠させたため)

これ!!!
離婚してこういう関係になっても、「確かにミランダを愛していた」と言ってくれるスティーブ男前すぎて大好き。
SATC、AJLT通して4人の女性陣に対し数多くの男性が登場しますが私はスティーブが最推しです。結婚するなら彼がいい。絶対いい旦那になる。(つーか本当にいい旦那だったんよ)

ブレディに対するこの怒り爆発時の発言が嬉しくもあり、逆にだからこそ悲しくなりました。

シーズン6でお互いがやっぱり運命だったと気づくシーン最高だったな~~~~~~。
ここだけでも何十回と見た。

ブレディの一歳の誕生日ケーキに刺す蝋燭。
ミランダが用意したものを見て、すかさずスティーブが大きい「1」の蠟燭を出す場面。しかもあれ洗濯機のある場所だった??ロマンスの欠片もない場所なのがまたいいんですよこれ。

「だめだめそんなしょぼいの。これみてほら!俺が用意したんだ!」
「愛してる。愛してるのスティーブ。ごめんなさい。言ったらいけなかった。私を見ないで」
「僕も愛してる」
「……そうなの?」
「決まってるじゃない」
「でもデビーは…」
「そうだけど、でも。ミランダ。君しかいない」

©︎Copyright 2003 HBO

そしてキスする二人。
最高~~~~~~~~
スティーブの愛が溢れすぎてる~~~~~~~~~~
決まってるじゃない、に泣ける~~~~~~~~~

そうよ、スティーブにとっては何が何でもミランダが運命の相手なんだよ。
AJLTでミランダ急にレズビアンに目覚めて離婚を切り出してこようと、彼にはミランダだけだったんよ。

それをーーーー!!!
よくもおおおおお!!!!!(スティーブとミランダのカップリング推し過激派)(二回目)

なんか全然冷静になれてない気がしてきました。

愛情深い人間になったと評されたミランダ。
家族を第一に考えて、こだわっていたマンハッタンを離れてブルックリンに家を買って、仕事も辞めて子供との時間を大事にすることを選んだミランダ。
私は映画第二弾までの彼女が本当に大好きでした。

AJLTの彼女はもう、ぶっ飛びすぎ。繰り返すけど。
AJLTのシーズン3に至っては友達止めたくなるレベル。
キャリーの家にきて、勝手にコーラ飲むわ、ヨーグルト食べるわ…ダンカンとの関係について言及するシーンもキレがなくてミランダの良さが全部そぎ落とされた感じ。(同意の方います?)
ミランダってキャラクター忘れたん??
脚本どうした????

最後はジョイといい感じになって納まった感じですけども。

はあ……。

納得いかねえ~~~~~~!!!!!!

それにしてもスティーブの俳優さん、メガネの似合うイケメンさんだ…。
歳をとってもすごくかっこいい。
眼がチャーミングなのに、童顔に偏りすぎてない、すごくバランスのいいお顔…良き…。

©︎Copyright 1998 HBO

シンシア・ニクソンさんがAJLTでのミランダをインタビューにて下記のように回答されてました。

彼女は長い間眠っていた。そして目覚めた。ミランダは自分が眠りから覚めたことを心から嬉しく思っています。そして彼女は、自分が結婚していた男性が予定調和と家庭的であることをとても重要視する人だったということに気づきました。これまでの生活は全てが心地よく、でも新しい刺激は何もない。そういった生活に馴染もうとミランダは長年努力してきました。なぜなら、予定調和を乱して彼を傷つけたくなかったから。そういう意味で、自分に訪れた覚醒は彼女にとってまたとない好機でした。彼女はもう今の生活に囚われない。ドアを開けて外の世界に出て行くことにしました。

新しい世界に飛び込んだミランダだけど、新しい人生は彼女がこれまで体験したことのないこと、うまく対応できないことを次々と投げかけてきます。でもそれは彼女にとって最高のこと!例えば、年をとっても脳を若く保ちたかったら、たとえどんなに難しくても新しい言語を学ぶこと。あるいは右利きだったら、左手だけを使うこと。また、後ろ向きに歩いてみること…なんてよく言いますよね。こういったことはうまくできないし苦労するけど、だからこそ取り組むことで、脳に新しい回路が構築されます。そうすることで常に敏感でいられる。新しい発見をするというのが今のミランダにとってとても大切なことなんです。

https://square.unext.jp/article/AJLT-Cynthia-Nixon-interview-interview

なるほど……
そっかああ…(長い溜息)

長年ミランダ役をされてきたシンシアさんがそう仰るのであれば、それがミランダの幸福なのでしょうね。
スティーブと添い遂げてほしかったと思うのは外野の身勝手な意見ですとも。

次回予告

少々お待ちを。
ミランダのことを書いていたら、あっさり5000文字オーバーになってしまったので、ここで記事を一度区切りたいと思います。ここまで息継ぎなしでタイピングしたくらいの勢いです(笑)

次の記事では、ミスタービッグとキャリーのことやAJLTから登場したキャラのことなどが書けたらなーと思います。
とはいえプロットもなにも起こしてるわけでなく思い付きの感想文なので、全く違うこと書いておりましたらすみません。

ドラマを見られた方、そしてこの記事を読んでくださった方。
気軽にこの記事へのコメントやお問い合わせのGoogle formであなた様のご感想を教えてくださると、共有くださるとめちゃくちゃ嬉しいです!是非よろしくお願いします!(語れるお相手がいないので、所有するX垢等でお話できると更に嬉しい…。)

第二弾も書けました!

良かったら「いいね」ボタンを押してください!執筆者の励みになります!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次